【厳島神社】大鳥居・平清盛・宮島を完全ガイド|広島の世界遺産パワースポット

厳島神社 海に浮かぶ大鳥居

厳島神社
— Itsukushima Shrine —

広島県廿日市市
ユネスコ世界遺産
御祭神:宗像三女神
創建:593年
この記事を読むとわかること

  • なぜ厳島神社は海の上に建てられているのか
  • 平清盛(たいらのきよもり)と厳島神社の深い関係
  • 海に浮かぶ大鳥居の実際の構造と大きさ
  • 干潮・満潮で変わる境内の楽しみ方
  • 宮島の鹿・もみじ饅頭・ロープウェイなど観光情報

基本情報

正式名称 厳島神社(いつくしまじんじゃ)
所在地 広島県廿日市市宮島町1-1
御祭神 市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命(宗像三女神)
創建 593年(推古天皇元年)
参拝時間 6:30〜18:00(季節により変動)
入場料 大人300円・高校生200円・中学生以下100円
アクセス JR宮島口駅からフェリーで約10分 / 宮島桟橋から徒歩約15分
電話番号 0829-44-2020
公式サイト https://www.itsukushimajinja.jp

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厳島神社の歴史・見どころ・トリビアを、おもしろおかしく解説した音声コンテンツです。移動中・ながら聴きにどうぞ。


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厳島神社とはどんな場所?

広島県宮島(みやじま)に鎮座する「厳島神社(いつくしまじんじゃ)」は、海の上に建てられた朱塗りの社殿と、海中に立つ大鳥居で世界的に知られる神社です。1996年にユネスコ世界遺産に登録されました。

「日本三景(にほんさんけい)」のひとつに数えられ、満潮時には社殿が海に浮かんでいるように見える幻想的な光景は、「海上の楽園」とも称され、世界中の観光客を魅了しています。

Instagramなどで「宮島・大鳥居」として拡散が続く絶景スポットであり、2024年以降も訪日外国人の人気が急上昇しています。

歴史と建てられた理由

いつ、だれが建てたのか

厳島神社の創建は593年(推古天皇元年)とされています。佐伯鞍職(さえきのくらもと)という人物が宗像三女神(むなかたさんじょしん)のお告げにより社殿を創建したと伝わります。

現在のような海上に広がる壮大な社殿の姿を整えたのは、平安時代末期の武将・平清盛(たいらのきよもり)です。1168年ごろ、平家一門の守護神として厳島神社を篤く信仰し、現在の社殿の原型となる豪華な建物を造営しました。

なぜ海の上に建てられたのか

宮島はかつて「神の島(かみのしま)」として崇拝されており、島全体が神聖な場所とされていました。島の木を切ることも、島での出産・死去も禁じられていたほどです。

そのため人が住む場所ではなく「海の上に社殿を建てる」という特異な形式が生まれました。干潮時には歩いて大鳥居に近づける一方、満潮時には社殿全体が海に浮かんでいるように見える、世界でも類を見ない神社の姿が完成したのです。

平清盛と厳島神社

平清盛は厳島神社の大ファンであり、頻繁に参詣しました。平家の繁栄は厳島の神のおかげだと信じ、平家納経(へいけのうきょう)と呼ばれる豪華な経典を奉納しています。これは現在も国宝として保存されています。

祀られている神様

厳島神社に祀られるのは「宗像三女神(むなかたさんじょしん)」と呼ばれる3柱の女神です。

  • 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと):芸能・財運の女神。弁財天(べんざいてん)と同一視されることも
  • 田心姫命(たごりひめのみこと):水・航海の女神
  • 湍津姫命(たぎつひめのみこと):海流の女神
ご利益

海上安全・交通安全・縁結び・芸能上達・財運・商売繁盛

見どころ・注目スポット

1. 大鳥居(おおとりい)

高さ約16メートル・重さ約60トンの朱塗りの鳥居。木製の鳥居としては日本最大級です。海中に柱を埋め込まず、自重で立っているという特殊な構造で、柱の内部には石が詰められています。2022年に修繕工事が完了し、美しい朱色が復活しました。

2. 社殿(しゃでん)回廊

全長約275メートルの朱塗りの回廊(かいろう)が、海の上を渡るように続きます。満潮時には足元に海水が入り込み、まるで海の上を歩いているような幻想的な体験ができます。

3. 干潮時の大鳥居への徒歩アクセス

干潮(かんちょう)時には潮が引いて砂地が現れ、大鳥居の根元まで歩いて近づけます。干潮時間は毎日変わるため、事前に潮見表(しおみひょう)で確認することをおすすめします。

4. 五重塔(ごじゅうのとう)

1407年に建てられた五重塔。和様(わよう)と唐様(からよう)が融合した珍しい建築様式で、国の重要文化財に指定されています。

5. 宝物館(ほうもつかん)

平家納経をはじめとする国宝・重要文化財を所蔵・展示。平清盛が奉納した豪華絢爛な経典はここで見ることができます。

参拝の作法

厳島神社の参拝作法は一般的な神社と同じ「二礼二拍手一礼」です。

  • フェリーを降りたら参道(商店街)を通って神社へ
  • 入場料を払い、朱塗りの大鳥居をくぐって境内へ
  • 回廊を歩き、本社拝殿で二礼二拍手一礼
  • 干潮時は大鳥居まで歩いて参拝可能
満潮と干潮の楽しみ方

満潮時:社殿が海に浮かぶ「天上の楽園」のような光景。写真撮影に最適。
干潮時:大鳥居まで歩いて近づける。鳥居の根元に触れることも。
潮見表は宮島観光協会のサイトで確認できます。

正確な情報コーナー:意外と知らない事実

FACT CHECK

大鳥居は自重で立っている
海中に根を張っているように見えますが、柱を海底に埋め込んでいません。自重と潮の力のバランスで立っており、台風にも倒れない設計です。

宮島では昔、死者を葬ることができなかった
島全体が神域とされたため、現在も宮島には墓地がありません。島民が亡くなった場合は島外に葬られます。

鹿は神の使いとして保護されている
宮島の野生の鹿は約500頭。エサを与えることは禁じられていますが、人懐っこく観光客のそばに近づいてきます。

実は…コーナー:驚きのトリビア

TRIVIA

実は…鹿が御朱印帳を食べる
宮島の鹿は人懐っこい一方で、紙袋・地図・御朱印帳などを食べてしまうことも。参拝者のバッグから書類を引っ張り出して食べた目撃例も多数あります。荷物管理に注意してください。

実は…もみじ饅頭は明治39年(1906年)から
もみじ饅頭は明治39年(1906年)創業の老舗「高津堂(こうつどう)」が考案したとされています。現在は揚げもみじ・チョコレート味など50種以上のバリエーションがあります。

噂・諸説コーナー:謎と伝説

MYSTERY

噂:大鳥居は嵐でも倒れたことがない?
実際には過去に倒壊した記録があります。現在の鳥居は1875年(明治8年)建立の9代目。それ以前に何度か台風や老朽化で倒れています。ただし現在の設計は非常に優れており、台風直撃にも耐えています。

諸説:平清盛はなぜ宮島に執着したのか
単なる信仰心だけでなく、宮島が瀬戸内海の航路の要所に位置することから「海上の防衛拠点」としての戦略的価値を見抜いていたという説もあります。

アクセス・参拝情報

交通手段 詳細
JR山陽本線 宮島口駅下車 → フェリーで約10分
広電(路面電車) 広島駅から宮島口まで約70分 → フェリー10分
高速船 広島港から直行便あり(約30分)
宮島口周辺の有料駐車場 → フェリーで渡島

参拝のポイント

  • 参拝時間は6:30〜18:00(季節により変動)
  • 入場料:大人300円・高校生200円・中学生以下100円
  • 御朱印は社務所で受付
  • 満潮・干潮の時間は事前に確認しておくと◎

周辺のグルメ・観光

  • もみじ饅頭:宮島を代表する銘菓。焼きたて・揚げもみじも人気
  • 牡蠣(かき)料理:広島は牡蠣の生産量日本一。宮島周辺でも新鮮な牡蠣が楽しめる
  • 弥山(みせん)ロープウェイ:山頂からの絶景は必見。晴れた日は瀬戸内海の島々が一望できる

まとめ

厳島神社は、海の上に浮かぶ朱色の社殿と大鳥居が世界中を魅了する、ユネスコ世界遺産の神社です。平清盛が愛した「海上の楽園」は、満潮・干潮で全く異なる表情を見せ、何度訪れても飽きることがありません。

宮島の鹿・もみじ饅頭・牡蠣料理・弥山ロープウェイと合わせて、1日たっぷり楽しめる広島随一の観光スポットです。ぜひ潮の満ち引きを計算して訪れてみてください。